地元NGOのBREDSがこの集落で2000年から活動しています。最初はSHG(Self Help Group=自助グループ)の組織化から始めました。BREDSが関与する前、女性たちはいかなるプログラムにも参加したことがありませんでした。BREDSともう一つの地元NGOであるCSSSは、ソムニードの指導のもとに、女性たちがプログラムへ参加し、リーダーシップを発揮するよう促していきました。
そしてCSSSはBREDSと協働して2002〜2003年、日本の外務省・草の根無償プログラムとしてこの集落に砂防ダムを建設しました。その時、コミュニティ全体が砂防ダムの計画造りから実施まで積極的に参加しました。建設時には村人が皆で15,000ルピーを出資して完成後の維持管理用の基金にしました。この額はSHGに貸し付けられて、SHGメンバーによって運用されています。
基金拠出に加えて村人たちはボランティア・ワークを組織して、年に3〜5日、チェックダムの浚渫と土手の強化を行ってきました。毎年2月終わりか3月初めには、すべての世帯がボランティア・ワークに参加して、砂防ダムか溜池の修復・維持管理を行います。今回我々がこの集落を訪れた時は、ちょうど砂防ダムの浚渫が2日前に終わったばかりでした。我々は、砂防ダムが建設されて3年が経過した後でも村人たちがこうしたイニシアティブを発揮しているのに大変驚きました。我々の嬉しい驚きはまた、それまで訪れた3つの地域で出会った村人たちの依存や無気力を目にした後では格別でした。ここではまた、男性よりも女性の参加が大変活発だったのが印象的です。
Pogadavali集落で維持管理されている砂防ダム
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