2010年02月02日

日本の地域づくりと国際協力をどうつなぐ?〜自治体国際化協会のワークショップ〜

(財)自治体国際化協会(CLAIR)主催の「国際協力活動ステップアップ・ワークショップ2010」が1月28、29日の2日間開催され、当会の長畑がファシリテーターを務めました。

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“国際協力が織りなす地域間交流と学びあい 〜日本と途上国の地域社会の接点を探る〜”というテーマで開催された今回のワークショップ。

JICA地球ひろばの大きな会場で、国際協力・国際交流を担当する自治体職員やNGO職員、大学生、研究者など41名の方が、ともに話し、考えた2日間でした。





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2009年10月02日

飛騨高山、アジア人花嫁の会

9月の最終日曜日、収穫の秋を迎えた岐阜県高山市へ行ってきましたバス

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北アルプスに囲まれた飛騨高山、朝晩はもう寒くて、なんと!すでにコタツを入れ始めたのだそうです牡羊座

今回は高山市にあるNPO法人ソムニードさん(HPはこちら→http://www.somneed.org/)にお邪魔してきました。

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上の写真は、ソムニード事務局の様子です。

ソムニードさんは、高山市に本部を置く民間の国際協力団体で、あいあいネットと同じく、地域づくりに焦点をあてて活動をしています。インド・ネパールでの活動に加えて、地元飛騨地方での国内事業にも力を入れていて、今回はその国内事業の一つ、「華・HANA・Bulaklakの会〜飛騨在住アジア人花嫁の会〜(通称:華会)」の特別講座に、長畑がファシリテーターとして参加してきましたexclamation

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2009年07月02日

「きくちふるさと水源交流館」さんを訪問しました

事務局より高田です。
先日(6月23〜25日)、あいあいネットの島上と共に、熊本県菊池市にある「きくちふるさと水源交流館」さんを訪問してきましたわーい(嬉しい顔)

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上の写真がきくちふるさと水源交流館です。
交流館??…それとも学校??
と思われるかもしれませんが、実は、廃校を利用して作られたのが、水源交流館なのです。

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2009年06月15日

静岡浅間神社商店街を歩きました

事務局の長畑です。
先週土曜日、静岡市の浅間通り商店街を歩いてきました。

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これは静岡で10年以上活動している特定非営利活動法人「開発教育FUN CLUB」の皆さんと一緒に地域の課題を考える試みです。

「FUN CLUB」は地球上の様々な問題について市民の立場から学びあいの場を作っていこうと多様な活動を展開してきましたが、「外国の問題だけでなく、地域の課題にも目を向けていこう」という考えにたって、今回の企画が立てられました。そして「開発教育協会(DEAR)」の評議員を長畑が務めている関係で、お声がかかった次第です。

浅間通り商店街は県内で有数の初詣客を集める浅間神社の門前にある商店街で、大変由緒あるところ。戦国末期にタイで活躍した山田長政の家があったことから、毎年行われる「山田長政祭り」でも有名です。

「後継者難で、店が減り、訪れる人も減っている」とのお話しでしたが、新しく開店したユニークなお店もたくさんあり、同時に風格ある古くからのお店とも共存している、味わいの深い商店街でした。
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posted by あいあいネット at 14:04 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月28日

今年も研修ファシリテーションの秋でした

あいあいネット事務局の長畑です。今年もあと数日。あっという間に1年が過ぎてしまったような気がします。特に、秋は研修ファシリテーションが続いて、9月〜12月は矢のように過ぎていったような。

でも、研修を通じて、さまざまな人と、いろいろな所での出会いがありました。

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熊本県菊池市ふるさと水源交流館にて
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posted by あいあいネット at 12:39 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月24日

JICA東京の研修実施中

皆さま、お久しぶりです。事務局の長畑です。
7月下旬〜8月はずっと、インドネシアで活動してました。
西部バリ国立公園での「住民と公園との共存協働プロジェクト」の立ち上げをしてきました。これについては、別途紹介しますね。

いま現在、あいあいネットではJICA(国際協力機構)の研修員受け入れ事業に協力して、7カ国11名(ブータン、マレーシア、トルコ、パプアニューギニア、ドミニカ共和国、ブラジル、タンザニア)からの研修員を対象としたプログラム「市民社会活動の促進とコミュニティ開発」を実施中です。

9月9日から10月1日までの日程で、東京・幡ヶ谷の「JICA東京」を会場として「コミュニティとは何か」「コミュニティ開発における外部者の役割とは何か」「観察やインタビューの手法」「協働とは」といったテーマのワークショップを行い、また「ソフトシステムズ方法論」の専門家をお招きして、「本音を共有しながら落とし所を見つけていく」アプローチについて学んでいます。

さらに、9月15日〜18日には兵庫県豊岡市を訪れて、コウノトリ野生復帰をテコとして、環境と経済の共鳴をテーマとしたまちづくりの取り組みを、行政と市民(農家の方やNPO等)それぞれの関わりについて学ばせてもらいました。そして22日から今日までは、熊本県菊池市の「きくちふるさと水源交流館」を訪れて、NPO「きらり水源村」による、地域資源を活用した地元のイニシアティブによる地域づくりの現場から学ばせてもらっています。

豊岡では「環境と経済の両立」に向けた地域づくりのデザインと行政の役割について主に学び、菊池では地域の人たちが主体となって地域資源を活用した活動の作り方を学ぶことができたのではないかと思います。

それぞれの詳細や、研修員の生の声を、次の回にはご紹介したいと思います。

「地域の課題とそれに取り組む人々の動き方」は、日本も「途上国」も共通なことがいっぱいある、ということを、今回も実感している研修です。
posted by あいあいネット at 17:32 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月02日

インドネシア国立公園からの研修を受け入れました

2月13日から28日まで、インドネシアのグヌンハリムン・サラク国立公園から、公園職員の研修受け入れを行いました。これは、JICAが同公園で長年取り組んでいる技術協力プロジェクトのカウンターパートに研修を行うもので、今回のテーマは「住民協働活動」。公園地域の周辺に住む住民コミュニティの人たちと、公園とがどのように共存共栄していけるのか。特に、自然資源の保全保護と住民の生計向上とをどう両立させていくのか。この課題に取り組むにあたって、日本の事例から考えてもらおう、というのがこの研修のねらいでした。公園職員6名が来日し、あいあいネットの松井、島上、長畑が講師やファシリテーターとして関わる他、山田も研修監理員兼ファシリテーターとして全行程に参加しました。

現地視察先に選んだのは、山形県飯豊町中津川地区と、兵庫県豊岡市。中津川はあいあいネットの「いりあい交流」でもお世話になっていますが、全国最大規模の財産区があり、いりあい林野を地域の人たちが(行政と協働しつつ)持続的に活用してきた、という歴史があります。一方、兵庫県豊岡市は私たちにとっても初めての訪問先でしたが、ここではコウノトリの野生復帰プログラムを、「環境と経済の共鳴」という視点で地域づくりに繋げている、という大変興味深い事例です。「コウノトリ育む農法」という無農薬・有機のお米や農産物をブランド化して地域経済の活性化と環境保全との両立をはかろうとしています。

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豊岡の「コウノトリ育む農法」で冬期湛水の田んぼを前に


この2カ所以外にも、神戸市の市民活動センター神戸で、行政とNPOとの協働についてお聞きしたり、豊岡市竹野の国立公園ビジターセンターで、日本の国立公園制度とレンジャーの役割についてお話しをお聞きしたり、そして静岡県の富士の麓にある「田貫湖ふれあい自然塾」を会場に、環境教育とエコツーリズムに造詣の深い講師の方から、エコツーリズム振興のあり方について学んだり、大変中身の詰まった研修となりました。

また、26日には、JICA横浜を会場に、あいあいネットの勉強会として、彼らの活動についての報告会を開催することができました。

最終日には、研修で学んだことをもとに、これからの彼らのアクションプランを発表してもらいました。

コハルさんとイワンさん
一番現場に近いので、日本でも、豊岡での農業改良普及員と農民のお話しが一番印象に残ったようです。現場に足繁く通い、信頼関係を築き、具体的な事実を示しながら、一緒に活動を作っていく。フィールドワーカーとして一番大切な姿勢を学び取ってもらえたと思います。また、「コウノトリ育む農法」のように、環境にやさしく、しかも経済向上に繋がるような収入向上活動に何があるのか、「砂糖椰子」や「薬草」などのアイデアもでていますが、それをこれから(農民たちと一緒に)考えていくことが課題のようです。

クスマラさん
「もともと害鳥だったコウノトリが、環境と経済を両立するまちづくりのシンボルになった」という学びが大きいようです。ジャワクマタカの繁殖や放鳥をテコにした環境保全+経済振興活動に取り組んでみたい、と表明しました。豊岡の取り組みから学ぶとともに、具体的な動きにしていくことが課題でしょう。

ゲンマンさんとペペンさん
飯豊町中津川の財産区で、住民と行政が協働し、ゾーニングをして、住民主体の森林管理と生計向上を実現してきた過程に学ぶことが多かったようです。ゲンマンは「住民、公園、行政が土地利用計画をいかに合意していけるか」が課題であり、そのための詳細なアクションプランを作成しました。またペペンは、レバック県との関係作りに向けて、いろいろ考えているようです。

アチェップさん
総務課長なので、彼らのアクションプランを側面から支援したい、というのが彼のプランですが、それだけでなく、住民と行政との協働や行政間の調整について、豊岡や中津川の例から学んだようなので、これからの貢献が楽しみです。

あいあいネットにとっても、自然資源管理における住民と行政との協働、そして環境と経済の両立、という大きな課題に関して、いろいろと学び、考える、とてもいい機会となりました。

各地で受け入れにご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。これからも、インドネシアでの彼らの活動を温かく見守っていただければ幸いです。

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JICA東京での閉講式で
posted by あいあいネット at 11:04 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月04日

昨秋は研修の嵐でした

皆さま、明けましておめでとうございます。
あいあいネット事務局の長畑誠です。

この「あいあい」ブログも、昨年11月末から1ヶ月あまり、更新できずに新年を迎えてしまいました。実は、あいあいネットのメールマガジンも、なかなか発行できず、読者の皆さまのご期待に沿えず申し訳ないです。理由は何か、といえば、一言でいって、メンバーが忙しすぎて、、、というのですが、まぁ、それって、この日本では理由にならないのですが・・・。

昨秋は10月〜11月にJICA東京の研修が二つ(「アフガニスタン・市民社会との協働による持続的コミュニティ開発」「市民社会活動の促進とコミュニティ開発」)が入って、その準備と実施にてんやわんやでした。また私個人としては、11月〜12月に同じJICAですがJICA大阪で実施された「実践的参加型コミュニティ開発」研修のファシリテーターもやりました。さらに12月にはNGO・JICA相互研修(「コミュニティ開発再考」)のコースリーダーを務め(ファシリテーターとして仲間の功能聡子さんが参加)、同じ12月からは仲間の壽賀一仁さんと一緒にFASID(国際開発高等教育機構)のNGOディプロマ研修2学期(住民主体の開発とNGO)のファシリテーションが始まる(3月まで)という具合で、このところ、海外からの人、日本の人を問わず、研修の企画とファシリテーションをやることが多く、まさに「研修の嵐」といった状態です。

もちろん、あいあいネットとしては、インドネシア(中スラウェシ)の山村と日本とをつなぐ「いりあい交流」や、インドネシアの市民社会とをつなぐ「スマイルりんく」およびその一環としての「西バリ国立公園における住民との協働促進」プロジェクト、それに「あいあいネットマカッサル」の活動等、他にも活発に動いているのですが、そのへんについては、それぞれの担当者(「いりあい交流」の島上宗子さん、増田和也さん、「スマイルりんく」の山田理恵さん、あいあいネット・マカッサルは松井和久さん)からこのブログで報告してもらうとして、以下、「研修の嵐」について簡単にご報告します。
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posted by あいあいネット at 17:02 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

寿町のまちづくり

事務局の功能(こうの)です。

先月、NGO/JICA相互研修の国内フィールドワークの準備のため、横浜、寿町を訪れました。NGO/JICA相互研修(http://www.jica.go.jp/hiroba/ngonpo/ngo_jica/kensyu/jiishi.html)は、NGOとJICAのスタッフが、国内および海外研修を通してともに学ぶことを目的としています。今年のテーマは「コミュニティ開発」。国内では、東京近郊でまちづくりの現場を訪問します。

。。。というわけで寿町。
この町では、1980年代前半、野宿者が少年たちに襲われる事件をきっかけに、野宿者の支援やパトロール活動が始まった。寿町ではいくつかのNPOが活動しているが、今回訪問させていただいた「さなぎ達」(http://www.sanagitachi.com/wiki/?FrontPage)も、20年に及ぶパトロール活動の中から生まれてきた団体。路上生活者の人たちが自由に集える憩いのスペース(さなぎの家)や、パン券(横浜市が職がなく生活保護も受けられない人に支給するお買い物券)が利用できる食堂(さなぎの食堂)の開設などを通して、路上生活者の人たちの「自立支援」を支援している。

街には、最近はじめた寿緑化運動によりたくさんのプランターがおかれ、猛暑にもかかわらず元気な緑があふれていた。路上生活者のひとたちが毎日水やりをする、ドヤの経営者たちが隣と競ってプランターの数をふやす、街のごみが減る、という好循環をみた行政もこの活動を支援し始め、ごみの不法投棄も大幅に減ったそうだ。

最近、ソーシャルベンチャー(社会企業家)として注目を集めている株式会社Funnybee (http://www.funnybee.co.jp/top/)も寿町にオフィスを持ち、ヨコハマホステルビレッジを経営している。寿町には120棟前後のドヤ(簡易宿泊所)、8000室があるが、今の人口は約6500人。あいている部屋を、横浜にも羽田にも近い立地条件を生かして旅行者に提供しよう、というビジネスだ。

こうした新しい取り組みは、ここ6年くらいの間に次々と形になってきた。取り組みの要には、寿町の一角に暮らし、寿町の明日を創るひとりの人間がいる。岡思奈鉢さん(http://netamama.funnybee.co.jp/index.html)である。彼の話は縦横無尽に日本を世界をとびまわり、寿町にもどってくる。「葬儀屋と病院と福祉と介護と北と南と暴力団しかいない町なんておかしい」、「交番の前に不法駐車された黒塗りの車を横目に、自転車泥棒の検問をやっている警察なんて、町の人の信頼は得られない」、不条理、怒り。同時に、そんな寿町が、実際に外からいろいろな人を受け入れ、交差して、変化が始まっている。

持ち場を死守できる集まりは強い。群れているだけの集まりは弱い。とにかく町が、絶えずみんなに‘どうする’と問いかけてくれているところがこの町の特徴。(ねたままでしつれいしますhttp://netamama.funnybee.co.jp/index.html より)

町に問いかけ、問いかけられ、町の中と外に住んでいる人たちが丁々発止とやりあいながら、和気藹々と楽しみながら、新しいアイディアを出して実行していく。楽しそうである。

日本のまちづくりから、私たちが学べることは実にたくさんある、と実感した寿町訪問でした。さなぎ達、Funnybeeのみなさん、鉢さん、そして寿町の街のみなさん、どうもありがとうございました。
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2007年06月07日

都会暮らしで考える〜地域って何?(2)

私の住む団地の緑も日に日に濃さを増すこの頃、団地の子供たちは新年度のリズムに慣れて、落ち着いた毎日を送っているようです。

さて、私が4回目の役員を引き受けた子供会も、例年通りの活動をスタートさせました。この子供会の母体は地元の公立小学校の校外班です。校外班は、学区域をいくつかのブロックに分け、交通安全や地域の防犯、同じ地域に住む子供たちの学年を超えた親睦を深めることを目的として活動するグループですが、わが団地の小学生とその親とで1つの校外班を構成しています。これに、私立・国立小に通う子供たちと3歳以上の幼児を加えて団地の子供会が成り立っています。

子供の数は年々減少していますが、9年前までは、団地の中に2つの校外班がありました。当時団地全体で小学生は48人、幼児が24人でした(もちろん、もっと前にはさらに大勢の子供がいたそうです)。それが今年度は、小学生が29人、幼児が10人しかいません。この中に兄弟姉妹もいるので、世帯数で見ると28世帯。団地には404世帯が暮らしているので、小学生までの子供がいる世帯は全体のわずか7%です。

それでも子供たちは元気で、悪戯っ子もいれば泣き虫もいる、一人ひとりの子供は昔も今もさほど変わっていないという気がします。変わったのは子供を取り巻く環境や人間関係の方でしょう。でも、車も入らない遊び場がたくさんある、緑豊かな団地の敷地内に子供の歓声が少ないのはやはり寂しさを感じます。

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芝生の中のヘビイチゴ。注目してくれる
子供達が少なくてちょっと残念です。
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2007年04月26日

ビシャカパトナムでのNGOスタッフ研修報告(3)

ビシャカパトナムでの研修クライマックスは、日本から訪問したNGOスタッフら8名による、VVK(スラムのSHG=相互扶助グループ=連合体)のおばちゃん達へのフィードバックでした。今回の訪問で考えたことを、次の4点にわけて発表することになりました。

(1)VVKやSHGの何が凄いと思ったか
(2)何を学んだか
(3)何か提案はあるか
(4)もっと知りたいこと

発表は男性3名、女性4名それぞれのグループに分かれて行いました。

男性グループのキィワードは次の通りです。
(1)凄いと思ったこと→計画性
(2)学んだこと→情報の共有
(3)提言→家計簿、共同作業所、共同購入、事務所の暑さ対策
(4)知りたいこと→生産物流センター、トラブルと解決

女性グループは次の通り。皆さん、サリーを着せてもらっての発表でした。
1)凄いと思ったこと→学ぶ楽しさ、生かす喜び
(2)学んだこと→信じて分け合う
(3)提言→夢の共有
(4)知りたいこと→勧誘から加盟までのフォロー、農村部との連携、メンバーが緊急に資金が必要になったら。

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女性グループの発表




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2007年04月24日

ビシャカパトナム研修報告(2)

ビシャカパトナムに着いたNGOスタッフ研修一行を迎えたソムニードの和田さん、原さん、前川さん。最初に私たちが言われたのは「これから、この研修の間、使ってほしくない言葉があります」・・・そして「禁止用語」のリストが渡されました。

そこには、「貧困」「弱者」「エンパワーメント」「持続的開発」「住民参加型」「モニタリング」「コミュニティ開発」「PRA」「ジェンダー」「貧困削減」といった、開発援助業界に関わる人たちならほぼ毎日必ず使っているような言葉がズラリ。

私(コースリーダーの長畑)は「これは強烈先制パンチだな!」と感じました。我々が普段、その意味をあまり突き詰めずに、何となくわかったつもりで使っている言葉をもう一度考え直すこと。そして「業界関係者」ではなく、街や村の普通の人たちに通じる言葉を使うことの大切さ。

さて、和田師匠の次の質問は、「皆さん、ここビシャカパトナムで何を知りたいんですか」でした。続きを読む
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2007年04月18日

南インド・ビシャカパトナムでのNGOスタッフ研修

事務局の長畑です。3月27日から4月6日まで、インドに行ってきました。JICAが実施した「NGOスタッフ研修」のコースリーダーとして8名の参加者とともにアンドラプラデシュ州・ビシャカパトナムで活動するNGO・ソムニードを訪問しました。当会のメンバー、山田理恵も研修員として参加しています。またつい最近、「あいあいネット」マカッサルの松井和久さんも、ビシャカパトナムを訪問しています(このブログにも投稿済)。

ソムニードは現在、同地域でJICA草の根技術協力事業として、「都市近郊農村部の女性自助グループと都市スラムの女性自助グループの連携による新たな産直運動構築と自立のための共有財産創出(PCUR-LINK)」という活動に取り組んでいます。都市や近郊の貧困女性による自助グループ(SHG)およびその連合体(VVK)の育成を通じて、女性たちが自立的・主体的に自分たちの収入向上・生活改善や社会的な活動への参加に取り組んでいく動きを支援していこう、というものです。ソムニードの代表理事である和田信明さんは「あいあいネット」のよき理解者であり、そのコミュニティ開発への洞察力とファシリテーション能力は、私たちの「師匠」として様々な教えを「授かって」います。

その「和田塾」「ソムニード塾」に今回はフレッシュなNGO活動家たちを連れて乗り込もう、という今回の企画。どんな出会いや発見があったのか。詳しくは次回に。。。

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研修参加者に語りかける和田師匠
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2007年04月13日

都会暮らしで考える〜地域って何?

あいあいネット事務局の長畑左樹子です。高田馬場の事務所で会計やその他雑多な仕事を担当しており、日本はおろか東京を離れることも滅多にありません。形の上では自分の住んでいる地域に根を下ろして暮らしているわけですが、問題は中身だなと常々考えています。

世界の地域づくりを仕事とする団体に身をおきながら、では自分はどうかというと恥ずかしいばかりです。そもそも東京のような都会の暮らしの中で、「地域」をどう捉えたらいいのかさえまだよくわかりません。しかし、それでも自分が今いる所から出発して考えないと、何を言っても何をしても絵空事になると思うので、自分の視界にあるものを良く見ることから始めたいと思います。

私の住まいは東京23区内の、400世帯余りが暮らす団地にあります。築40年を過ぎ、建て替えなど困難な問題も抱えていますが、建築当初に植えられた木々は大きく成長し、約46,000uの敷地は小さな森のようにも見えます。

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春には満開の桜並木で花見ができ、夏には大木が木陰を作って猛暑を和らげてくれます。野生化した鮮やかなライトグリーンのオウムの群れも棲みつき(おそらく10羽以上はいるでしょう)、甲高い鳴き声に思わず見上げる人々の目を楽しませてくれます。
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posted by あいあいネット at 12:51 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

ホンジュラスの山村でワークショップ

皆様ご無沙汰です。あいあいネットの長畑です。
このところ、インドネシア(PKPMプロジェクト)、大阪(JICAの参加型コミュニティ開発に関する研修)、高山(NPOソムニードによる地域づくりに関する取材、中米ホンジュラス、そしてまたまた高山・大阪(PKPM報告会)と移動が続いていて、なかなか投稿できませんでした。

2月6日〜14日、ホンジュラスに行きました。これは、あいあいネットが協力しているJICA東京の研修(市民社会活動の促進とコミュニティ開発)の修了生のひとりが、自分のフィールドで住民主体の開発に取り組もうとしていて、それへのフォローアップ、ということでの出張でした。

私は中米は初めて。成田から10数時間かけてまずUSA(ヒューストン)に飛び、一泊してからさらに3時間のフライトでようやくホンジュラスの首都テグシガルパに着きました。そしてそのまま、ワークショップが行われるラパス県へ。車は山道を3時間ほど走り、マルカラという町に着いて、そこで一泊。そして翌日さらに1時間ほど山道をドライブして、ようやく、オパトロという、今回のワークショップが開かれる村に着きました。先住民族であるLenca族が多く住む地域で、コーヒー農園労働者が殆どで、現金収入が不足して、出稼ぎも多い地域とのこと。

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オパトロ集落からの眺め
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posted by あいあいネット at 22:11 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月21日

JICA「市民社会活動の促進とコミュニティ開発」研修 in 紫波町

 あいあいネット事務局の壽賀です。10月16日〜18日、先週山形県飯豊町中津川地区を訪問したJICA「市民社会活動の促進とコミュニティ開発」の研修生とともに、岩手県紫波町を訪ねました。紫波町は全国に先駆けて「紫波町循環型まちづくり条例」を制定し、地域の特徴をいかした循環型社会の構築に取り組んできたところ。紫波町役場はどのように循環型まちづくりを推進してきたのか。それに対して住民の方々もまた、どのように主体的にまちづくりに参加してきたのか。これが今回の現場研修と地元の方々との交流の目的です。

 日数は中津川より1日少ない2泊3日ですが、そのスケジュールは、町の循環型まちづくり政策の説明→住民との協働についての説明→住民と行政のつなぎ手として設立されたNPOの説明→町の風景を概観→堆肥化センター見学→農産物直売場見学→学校林の地元木材を使って建てられた小学校見学→特産の果樹の生産・加工見学→休耕田の観光客用花畑への転用見学→地元木材を使った駅舎見学→NPO訪問→住民の方々との交流会→まとめの質疑応答・ディスカッション、と大変盛りだくさんでした。

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地元木材が使われた紫波中央駅待合室で説明を受ける


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posted by あいあいネット at 12:31 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月18日

JICA「コミュニティ開発」研修 in 中津川(10月10〜13日)

あいあいネット事務局の島上です。10月10日〜13日、JICA「コミュニティ開発」の研修生(10カ国18名)と山形県飯豊町中津川地区を訪ねました。中津川は11000ヘクタールもの共有林(財産区有林)をもつ地域。中津川の人々は広大な山林をどう利用・管理し、地域づくりに役立ててこられたのか。それを学ぶのが今回の現場研修の目的です。
6月の「いりあい交流」でお訪ねした地域でもあります(中津川に関してはブログの1/18, 6/14(1), (2), (3)をご覧ください)。

「私たちは貧しい人たちのために働いているのです!」
「訪ねる地域は貧しいところですか?」
そんな声が東京での研修時に研修生の中から出ていたとのこと。
立派な建物やインフラだけに目を奪われて、「わぁ、ぜんぜん貧しくないじゃん。日本は豊かだぁ」で終わってしまっては、研修にも、(さらに目指すところの双方向の)“まなびあい”にもなりません。表面的な状況は異なっていたとしても、「コミュニティ開発」の課題の核心は共通している、と実感してきたからこそ、あいあいネットはこの研修の企画・実施に関わってきたので、ふんばりどころです。

とはいえ、日本の山村や森林・林業の現状、入会慣行、日本の地方行政制度と市町村合併、過疎や少子高齢化の進行etc.の背景が共有できていないと、財産区の意義や中津川の取り組みの核心がなかなか理解できないだろうことも確かです。来日して1週間の研修生の皆さんとどこまで深い議論ができるのか、気合をいれて3泊4日の現場研修スタート!!

4日間の主なメニューは、中津川の概要説明→入会・財産区制度の概要説明→中津川:森と人の関わりの歴史→中津川財産区の取り組み→雪室、古民家の見学→中津川の地域づくりの取り組み→白川集落訪問・交流→「源流の森」の取り組み→まとめのディスカッション、でした。

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飯豊山を背景に記念撮影


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posted by あいあいネット at 14:11 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月17日

JICA東京の研修「市民社会活動の促進とコミュニティ開発」、はじまりました!

10月3日から3週間の予定で、JICA東京の集団研修「市民社会活動の促進とコミュニティ開発」コースがはじまりました。あいあいネットはこの研修内容(モジュール)の企画開発と研修実施に協力しています(昨年度の報告は11/13, 11/21, 11/22, 12/6のブログをどうぞ)。

今年度は、世界10ヶ国18名(アフガニスタン、バングラデシュ、ボツワナ、チリ、エチオピア、ラオス、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ツバル)のNGO関係者や政府職員が研修に参加しています。あいあいネットの長畑、島上、壽賀が研修内容の準備や講義、ファシリテーションに関わっています。

主な流れは、一週目に「コミュニティとは何か?」「ソフトシステム方法論(1)」「コミュニティ開発における外部者の役割」を座学で学び、二週目からフィールド訪問。山形県飯豊町中津川地区で「地域自然資源の共同管理を通じたコミュニティ開発」、岩手県紫波町で「循環型地域づくり」をテーマに現場研修、地元の方々と交流します。三週目は東京で「関係者間の協働・パートナーシップ」と「コミュニティ開発の計画づくり」を話し合い、将来にむけたアクションプランをつくって研修終了、となります。

世界各地からの研修生とどんな学びあいが生まれるのか。研修の様子、ブログを通して報告していきますので、どうぞお楽しみに!

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2005年12月06日

ジャパンミッション、神戸・滋賀を経て飛騨高山へ

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インドネシアから来日したJICAプロジェクト「市民社会の参加によるコミュニティ開発」関係者一行6名(通称「ジャパンミッション」)は、11月27日からの関西でのプログラム(兵庫県神戸市と滋賀県大津市)を12月2日に無事終了し、岐阜県高山市での1週間のプログラム実施中です。神戸では震災以降のコミュニティの再生にさまざまな形で取り組むNPO(コミュニティサポートセンター神戸とまちコミュニケーション、市民活動センター神戸)を訪問し、コミュニティ活動の活性化とそこにおけるNPOの役割を考えました。また行政とNPOの協働のあるべき姿や、NPOの経営・財務についても実例から学ぶことができました。(写真は市民活動センター神戸が最近始めたコミュニティカフェの入り口)
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posted by あいあいネット at 16:30 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JICA東京「市民社会活動の促進とコミュニティ開発」研修が終了

11月29日、「あいあいネット」が実施協力したJICA東京の集団研修「市民社会活動の促進とコミュニティ開発」コースが無事終了しました。8カ国16名の研修員たちは、3週間ちょっとの研修の中で、どんな新しい考え方や知識を創造したかをシェアし、それに基づいて帰国後の活動計画をつくり、発表しあいました。
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posted by あいあいネット at 15:56 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする