2008年01月08日

「いりあい交流」、次なるステージに突入中!



遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
島上@11月初旬から、インドネシアに滞在中です。
日本財団APIフェローシップの助成をうけて、計4ヶ月間、中スラウェシ州とランプン州で、「コミュニティに根ざした森林管理」をテーマとした調査と学びあいの活動を実施しています。

元旦集合.JPG
お正月はヘダールさん、マチの若者たち、村の人たちと中スラウェシの山村トンプで迎えました。年末年始、みんなで何をしていたか、というと・・・、

トイレ.JPG
・・・とある施設を作っていました(さて、何でしょう??)。

「便りがないのは元気なしるし・・」と言い訳するわけにもいきませんが、事務局メンバー全員、なかなかブログ更新、メルマガ発行ができず、「あいあいネット、休眠中?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね(決してそうではないのです・・)。今年は、もっと情報発信、がむばります!です。

さて、2004年から2年間、トヨタ財団の助成をきっかけに本格始動した「いりあい交流」(日本とインドネシアの山村の経験をつなぐ取り組み)。
助成金の切れ目が縁の切れ目、というわけではなく、おかげさまで縁はさらに深まり、活動は次なるステージに突入中です。

昨年10月にはようやくこれまでの取り組みをまとめた報告書「経験をつなぐ:日本とインドネシア『いりあい交流』2年間の記録2004.11-2006.10」ができあがりました。

「手触り肌触りを感じますね」
「これまでの報告書とは一味違う、人の感情のゆらぎや、温かみといった“行間”のようなものが感じとれますね」
読みでがあります

などなど好評をいただいています(ウレシイるんるん)。
写真をふんだんに取り入れたので、インドネシアの村の人たちもジーッと写真をおいながら、読んで(?)くれています。(→報告書、残部まだあります。ご希望の方は事務局までご連絡ください)

報告書にも記しましたが、はじめの2年間の交流の中で見えてきた・共有された課題は、
1) ムラの権利や慣習を尊重した法制度・政策
2) 森の多様な恵みを活かした生業・流通
3) 山村文化の見直しと継承

の可能性・方途を模索すること。
それぞれ具体的な第一歩がみえはじめ、動き出しつつあります。

特に3つ目に関連しては、再び、トヨタ財団の助成(2007.11〜2009.10)を受けることができ、映像記録を軸とした学びあいのプロジェクト、題して「中スラウェシ・山の民の生活世界:映像記録の共同制作を軸とした山村文化の再評価と学びあい」が始まりました。これまで交流を続けてきたトンプ村を中心に、中スラウェシの山の民が受け継いできた豊かな文化・慣習に学び、記録する試みです。日本とインドネシアの映像関係者、NGO、研究者、村の人々が共同します。

1 月半ばには、日本から、民族文化映像研究所で長くカメラマンをされてきた澤幡正範さん、あいあいネットの増田和也さんが中スラウェシを訪問予定。島上は中スラウェシで合流します。プロジェクトが本格始動です。プロジェクトのプロセスと成果が、地域の文化・慣習にしっかりと「根っこ」をはった森林管理・自治・経済のあり方を模索・実現する基盤・材料となったら、と思います。

中スラウェシの近況、ブログでお伝えしていきますね。
今年もどうぞよろしくお願いします。
posted by あいあいネット at 08:56 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | いりあい交流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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