2007年10月05日

ヘダールさんとの集い(マカッサル)



京都での国際シンポジウム「経験をつなぐ:グローバル・コモンズとしての森林」に出席するために日本へ向かう、中スラウェシのNGOバンタヤの顧問であるヘダール・ラウジェンさんが、あいあいネット・マカッサルに立ち寄られました。

このヘダールさんを招いて、一緒に断食明け(ブカ・プアサ・ブルサマ)+夕食に続いて、ヘダルさんの活動について、ここに集うイニンナワ・コミュニティの若者たちと議論する機会を設けました。

DSCF5808_320.JPG

一緒に断食明け。中央の青い服を着ているのがヘダールさん。


ヘダールさんは、森林資源のコミュニティでの利用に関して、住民の権利維持・拡大のために闘ってきた元弁護士さんですが、国や地方の作る法律や条例によって、森林に暮らす住民たちが「犯罪者」となってしまう現実をいくつもの例を挙げて解説し、法律や条例自体を変えていく必要性を訴えつつ、その現実が厳しいことを踏まえて、政治の場で訴えていく必要性を説きました。

イニンナワ・コミュニティの若者たちからも様々な質問が出て、気がつくと夜12時になるまで議論が続いたのでした。

インドネシアでは、「法秩序の確立」が重要視されていますが、それは法律や条例の中身が適切であることが暗黙の仮定となっています。そうした「法秩序の確立」が看板として掲げられ、結果的に、特定勢力の私的利益の追求に活用されてしまうケースも少なくありません。

ヘダールさんが京都での国際シンポで何を訴え、他の出席者から何を学んで帰ってくるのか、そして何が彼の現場へ伝えられていくのか。そんなことを考えながら、ヘダールさんたちとの議論をさらに深めていきたいと思います。

(松井)

posted by あいあいネット at 11:02 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | マカッサル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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