2006年10月09日

いりあい・よりあい勉強会「経験をつなぐ:『小繋事件文庫』の取り組みと可能性」(10月27日)



10月のいりあい・よりあい勉強会は、「経験をつなぐ−−『小繋事件文庫』の取り組みと可能性」と題して、岩手から早坂啓造さん(岩手入会・コモンズの会)をお迎えすることとなりました。(小繋事件については、下記「詳しく読む」を参照ください)

1960年前後の小繋の状況・暮らしを撮影した写真家川島浩氏の作品も一部展示します。
なかなかない機会です。皆さん、お誘いあわせの上、奮ってご参加ください!

宣伝用チラシ.pdf

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いりあい・よりあい勉強会 <シリーズ:森と人、共生のかたちを探る>

「経験をつなぐ−『小繋事件文庫』の取り組みと可能性」

発題者:
早坂啓造さん(岩手入会・コモンズの会、岩手小つなぎの会)
山本早苗さん(関西学院大学大学院奨励研究員)


■日 時:2006年10月27日(金)午後7時〜9時
■場 所:早稲田奉仕園(日本キリスト教会館6階)会議室6AB
     http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
■参加費:500円

※参加ご予定の方はあいあいネット事務局までご一報ください。

小繋事件は、岩手県一戸町小繋地区で、約60年にわたって争われた一連の入会権訴訟事件です。近代的土地所有権の確立をめざした明治政府の政策の下、それまで村人の暮らしを支えてきたムラ山が個人の名義として登記され、転売。自分たちの山に入ることが「犯罪」とされてしまった人々が入会権を主張し、闘いつづけてきた事件です。

「村の人間は、山ぁ力にして、山のものをとったり伐ったり、煮たり、焼いたりして、そやして暮らしたんだ。どこでもそれが当り前の暮らしだった。法律というものは後から出てきたんだ。後からでてきて、ああだこうだと理屈をつけた。頭の良い、ずるい奴がその法律をつかって、山ぁわがものにしようとしたり、わがものにしたりしたが、まえから山を使ってきた人間の権利は、なくなるもんではねぇ。・・・」(篠崎五六『小繋事件の農民たち』勁草書房、1966)

この語りに代表される、小繋の人々の経験は、森や土地をめぐる紛争が激化しているアジア各地の人々の声と重なりあっていきます。そして、現代を生きる私たちに、法とは何か、近代化とは何か、人と自然はどう関わりあっていけるのか、深く問いかけています。

10月のいりあい・よりあい勉強会では、日本社会で忘れられつつある、小繋事件の記録や資料の現代的価値をみつめ、岩手大学「小繋事件文庫」設置に奔走されてこられた早坂啓造さんをお招きします。文庫設置の経緯や目的、蒐集資料の内容、将来にむけてのビジョンについてお話いただき、小繋事件の経験を現代、世界、そして次世代につないでいく意義と可能性を、皆さんと話し合いたいと思います。

また、去る9月初旬に小繋集落訪問と文庫見学を企画・実施された「コモンズ研究会」の山本早苗さんに、訪問の印象記などを簡単にお話いただく予定です。

多くの方々のご参加、お待ちしております。

posted by あいあいネット at 18:18 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | いりあい・よりあい勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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