2011年04月18日

西バリだより(その3):ブリンビンサリ村での活動



こんにちは。皆さまご無沙汰しております。
3月でインターン期間が終了し、今月より正式に事務局で働くことになりました高橋です。
改めまして、皆さま今後ともどうぞよろしくお願い致します。

事務所移転などの関係で、これまでブログの更新が滞ってしまい申し訳ありません。少し前の話題になってしまいますが、1月から2月にかけて訪れたインドネシア西部バリ国立公園での活動について、その後半部を今回報告させていただきます。

国立公園事務所での研修が終わり、1月29日から私はプロジェクトの対象地域内にあるブリンビンサリ村での滞在を始めました。ブリンビンサリ村は、チーム9(西部バリ国立公園職員で現地カウンターパート)の活躍もあり、住民たちから観光振興の動きが出てきている村です。この村は古い歴史をもつプロテスタント系の教会を中心に栄えており、村の住民は全員キリスト教を信仰しています。

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(写真1:村の入り口にある門)

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(写真2:村の中心にある教会)


滞在を始めた当初は、インドネシア語でのコミュニケーションや、移動するにはバイクが不可欠、出稼ぎや畑仕事で昼間は村にほとんど住民がいないという環境に戸惑いましたが、村役場や観光協会の人と仲良くなっていく中で、私は徐々に活動を始めることができました。

まずは、教会と同じように村の観光資源として期待されているグロジョガンの滝です。

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(写真3:グロジョガンの滝)


この滝は昔から住民たちの憩いの場として親しまれてきましたが、80年代に西部バリ国立公園の敷地内と決まり、住民たちが手を入れることができなくなりました。昨年12月に国立公園と村の住民が話し合った結果、ようやく観光資源化へ向けた協力が始まり、滝に向かう入りで住民と国立公園の共同による記念植樹も行われました。

また、私の滞在中には、チーム9のメンバーが研修中に行った「あるものさがし」の地図について発表する機会がありました。彼らメンバーは自分たちの見つけたブリンビンサリ村の魅力について話し、その場に同席していたブリンビンサリ村の村長、観光協会、牧師と今後の計画について意見交換を行いました。

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(写真4:牧師宅で「あるものさがし」の発表)


3週間にわたる滞在期間の中で、私はブリンビンサリ村だけではなく、チーム9のメンバーの住んでいる村や、カンムリシロムクを保護・飼育している国立公園の施設も訪れました。私自身徐々にインドネシア語に慣れていく中で、彼らと交流する時間はとても貴重だったように思います。

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(写真5:チーム9メンバー宅にて)

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(写真6:カンムリシロムクの飼育施設)


日本帰国の前日、チーム9と私はブリンビンサリ村の村役場で、住民たちを集めたミーティングを開きました。そこでは、まずチーム9のメンバーが今後のブリンビンサリ村の観光振興について国立公園側の考えなどを説明し、その後私が「あるものさがし」の地図を使い、私の視点も含めたブリンビンサリ村の魅力について話しました。

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(写真7:住民を前に説明するメンバー)

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(写真8:「あるものさがし」の地図の最終版)


ブリンビンサリ村における国立公園と住民の協力関係は、まだ始まったばかりです。住民との関係構築や意見交換は決して思ったようには進まず、チーム9のメンバーも活動を模索する毎日です。今回私の村での活動に同行してくれたチーム9のユディさんが「村での活動は大変だけど、少しずつ少しずつ。」「何度も村に足を運び、住民たちと良い関係を築いていきたい。」と私に話してくれたのがとても印象的で、これからの彼らの活動に更なる期待を抱きました。

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(写真9:村役場でのミーティング後の集合写真)
posted by あいあいネット at 15:33 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 西バリからの報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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