2011年02月25日

西バリだより(その2):国立公園事務所での研修



こんにちは。事務局インターンの高橋です。
1ヶ月間の西バリ滞在を終え、先週末日本に帰国しました。今回の私の滞在は大きく分けて2つに分かれており、前半はチーム9のメンバー(西バリ国立公園スタッフ)に対する研修への参加、後半は私個人によるプロジェクト対象地域内の村での滞在です。
まず今回は、その前半部分となるチーム9のメンバーへの研修について、皆さまにご報告させていただきます。

DSC04699.jpg
写真1:国立公園事務所

私たち、長畑・山田・高田・高橋の4名は、1月22日に西部バリ国立公園事務所に到着し、翌23日にあいあいネットの現地専門家でファシリテーターのエリスさん・ヤンさんと今回の研修について事前に打ち合わせを行いました。

そして、24日から国立公園事務所での研修が始まり、まずはチーム9のメンバーによってプロジェクトの対象地にある3つの村の現状が報告されました。その内容は、スンブルクランポック村ではカンムリシロムクの人工飼育を通して村人にイニシアティブが生まれつつあり、ブリンビンサリ村では観光振興の動きが村の中から出てきていること、プジャラカン村では村の課題(家畜の餌のための森林伐採が、水源の枯渇と地力の低下を引き起こす)を村人と共有する段階であることなどです。

DSC04723.jpg
写真2:研修の様子


その後は、今年1月に新しく就任されたテディ所長の所へ挨拶に行き、私たちあいあいネットやチーム9の活動について意見交換する機会もありました。

また、今回の研修の中ではブリンビンサリ村で「あるものさがし」を実施するフィールドワークも含まれており、まずは日本の「地元学」の歴史や事例などが事務局スタッフの高田さんによって紹介されました。メモを取りながら説明を聞くメンバーたちの関心は、地元学によってコミュニティが結束した水俣市の事例や、「あるものさがし」の中から課題の分析、アクションプランに繋げる過程について集中していました。

そして、1月27日メンバー9名を3グループに分け、ブリンビンサリ村で「あるものさがし」を実施しました。

DSC04750.jpg
写真3:村人の案内で村を歩く

DSC04784.jpg
写真4:カカオ農家への聞き取り


メンバーたちは各自メモを取り、また時には写真を撮りながらブリンビンサリ村を歩き回り、その日の午後公園事務所に戻ってきてからは、彼らが得た情報を基に全員で地図を作成しました。

DSC04847.jpg
写真5:地図作成の様子

メンバーが作ったこの地図は研修終了後にブリンビンサリ村で発表会が行われたため、次回のブログ記事の中で報告させていただきます。


その後、公園事務所での研修が再開され、3つの村での今後の計画について話し合いが行われ、今回の1週間にわたる研修は無事終了しました。

私自身、今回初めて西部バリ国立公園に行き、チーム9のメンバーとの研修にも参加しました。インドネシア語で行われる研修内容は分からない部分が多かったですが、エリスさんやヤンさんによって行われる研修は常に皆が議論しやすい雰囲気を作っており、チーム9のメンバーが遠慮なく意見を言い、時にはメンバー間で意見を言い合う環境が自然と作られていたように感じます。

DSC04956.jpg
写真6:エリスさんチーム9のメンバー


私にとって、この研修期間はエリスさんやヤンさんのファシリテーション技術や、チーム9のメンバーのモチベーションの高さを実感した1週間となりました。
posted by あいあいネット at 10:11 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 西バリからの報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。