◇日時:2006年5月19日(金)午後1時〜午後9時
◇場所:早稲田奉仕園セミナーハウス102号室
(新宿区西早稲田2−3−1 電話03-3205-5411
地図http://www.hoshien.or.jp/map.html)
◆第1部 午後1時半〜5時半 「いりあいよりあい勉強会」
「いりあい」と「よりあい」の可能性〜慣習のとらえかたと今に生きる意味〜
◆第2部 午後7時〜9時 6月の「いりあい交流」プログラムの概要紹介と打ち合わせ
※参加ご希望の方は、「あいあいネット」事務局までご一報ください。
(email: i-i-net@zj9.so-net.ne.jp tel/fax: 03-3204-1316)
写真は昨年9月に中スラウェシ州マレナ村を訪れた時のものです。
第1部:「いりあい」と「よりあい」の可能性〜慣習のとらえかたと今に生きる意味〜(午後1時半〜5時半、早稲田奉仕園セミナーハウス102号室)
話題提供者と流れ(予定):
1)「いりあい交流」、到達点と見えてきた課題
事実関係に関するQ&A
2)「川でむすびつく多様な仕組み−−明瞭なつながり、曖昧なつながり」
菅豊さん(東京大学東洋文化研究所)
議論
===休憩===
3)「なぜ、今ローカル・ルールなのか」中島満さん(まな出版企画)
4) 全体討論
「慣習」にもとづく自然とのかかわりは、ダイナミックに揺れ動くもので、近代的制度のなかで固定化してとらえるのは難しいといえます。しかしながら、それが権利として認知されていなければ、住民の生活の基盤がおびやかされることになりかねません。実際に、近代化の過程ではつねに、「慣習」が権利として認められるのか否かをめぐって国家と地域住民はぶつかってきました。
インドネシアと日本の「いりあい交流」をすすめるなかで、わたしたちは、「慣習」とよばれるものをどうとらえるかが、ひとつの重要なポイントであることに気づくようになりました。近代的制度に対抗するために、「慣習」を過去から引き継がれてきた堅固な基盤として実体化してとらえる見方もあるでしょう。一方、そのような見方に対して、伝統というものは外の力が加わることによって創り出されるものだという考え方もあるでしょう。しかし、わたしたちが「いりあい交流」をつうじて感じたのは、そのような議論とはすこし違う角度で「慣習」をとらえることの必要です。
「慣習」という言葉で語られることのなかに、生活の当事者のなかで生きている感覚といえるようなものがあるように思います。だからこそ、慣習は揺れ動き、ダイナミックに変化もし、とらえどころがないというのでしょう。しかし、絶えず変化し、固定化されず、とらえどころがないからといって、なきがごときものかといえば、けっしてそうではなく、近代的制度とは別の水準で、人びとの暮らしぶりを規定しています。だからこそ、人びとの生活がまるごと近代的制度にのみこまれずにきたともいえるでしょうし、さらに、そこに人びとの生活の自立性の基盤を見出そうとすることもできるのでしょう。
わたしたちの周囲に目をめぐらせてみると、それぞれの道筋で、この「あいまいで揺れ動く慣習」をどのようにとらえるのかという課題にたどりついている方々がいました。今回の勉強会では、そのようなお二人の方をゲストにお招きして話をうかがい、わたしたちが「いりあい交流」をつうじて感じた、このような「慣習」のあり方をめぐって理解を深めたいと思います。
第2部 6月の「いりあい交流」プログラムの概要説明&打ち合わせ会
(午後7時〜9時、早稲田奉仕園セミナーハウス102号室)
いよいよ6月は、「いりあい交流」のメーンイベント、インドネシア・中スラウェシ州から6名の方々を日本に招いての、交流プログラムが実施されます。昨年9月に日本からお邪魔した同州ドンガラ県の山村で活動する住民組織やNGOの人たち、研究者らが6月5日から22日までの予定で来日。東京や京都でのセミナーの他、福島県石莚、山形県中津川、滋賀県朽木・椋川などの地域を訪れて、それぞれの地域で自然資源の共同管理や住民主体の地域づくりに取り組む人たちと交流します。このプログラムについて、その概要を説明し、目標を共有するとともに、より効果的な交流・学びあいを目指して、プログラムのあり方について議論します。関心のある方はどなたでもご参加ください。
議論の流れ
1)6月交流のスケジュール案
2)6月交流のターゲットは何か
3)プロセスをどうつくるか
4)記録について(目に見える成果+経験を共有する媒体の一つとして)
5)その他(役割分担等も)


