2010年10月28日

「コロンビア投降兵士及び受入コミュニティのための起業就業支援事業強化」研修



10月5日から15日の間、あいあいネットはJICAの研修員受け入れ事業(国別)である「コロンビア投降兵士及び受入コミュニティのための起業就業支援事業強化」の事業委託を受けました。今回の参加者は政府機関や首都で起業就業の支援プロジェクトに関わる3名で、10日間にわたる研修が行われました。

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(写真1:研修の様子)

今回の研修は、コロンビア国内の投降兵士やその家族、またそれを受け入れる地域コミュニティが、どのようにお互いが協働し、それを行政が支援していくかについて考えるプログラムです。研修では、まず初めに研修員それぞれが現状の課題について意見を出し合い、その後投降兵士やその家族、またコミュニティの役割について議論を深めていきました。

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(写真2:研修員による発表)

その後、東京都内にある財団法人東京しごとセンター(http://www.tokyoshigoto.jp/)やハローワーク渋谷(http://www.tokyo-hellowork.go.jp/shibuya/)、マザーズハローワーク東京(http://www.hw-shibuya.go.jp/mothers.html)を訪問し、住民の就業に対する行政の取り組み、女性の社会復帰に対する支援などについて学びました。彼ら研修員たちは、このような課題に対する日本の取り組みに非常に関心が高く、担当者の方の説明に注意深く耳を傾け、多くの質問を投げかけていました。

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(写真3:東京しごとセンターでの聞き取り)

その後、彼らは栃木県小山市と宇都宮市を訪れ、3日間のフィールドワークを行いました。ここでは、白鴎大学の結城史隆先生のご協力の下、「道の駅思川」(http://www.michinoekiomoigawa.co.jp/)や、「小山市子育て支援センターほほえみ」(http://www.city.oyama.tochigi.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020000&WIT_oid=icityv2::Contents::4924)などコミュニティビジネスの現場を訪問し、住民の起業に対する行政の取り組みについて学びました。

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(写真4:道の駅思川でのインタビュー)

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(写真5:子育て支援センターほほえみの訪問)

研修最終日には、研修員3名が共同で作成したアクションプランの発表会が行われました。その中で彼らは、起業や就業に対するアプローチだけでなく、地域コミュニティの活性化を目的とした包括的なアプローチを展開し、東京都内や栃木県小山市・宇都宮市でのフィールドワークが大きく反映されたものとなりました。

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(写真6:修了式の様子)

10日間という短い研修期間ではありましたが、東京都内と栃木県小山市・宇都宮市でのフィールドワークを通じ多くの気付きを得ることができ、この研修は彼らにとって充実した内容のものとなったようです。

また、あいあいネットにとっても、この研修は「紛争後の投降兵士やその家族と、それを受入れるコミュニティ」「起業や就業の支援」という、新しい課題にチャレンジしたものでした。3名の研修員が大変熱心に学ぶ姿勢に助けられましたが、「地域コミュニティを核に人々の協働や自立を促す」というあいあいネットの基本的なアプローチの有効性もまた実感することができました。そして何よりも、小山市や宇都宮市で私たちを温かく迎え、大変盛りだくさんの視察や話し合いの場を作ってくださった方々や、都内で一行を受入れてくださった方々に、篤く御礼申し上げます。

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(写真7:小山市にて日本文化を体験する研修員)


posted by あいあいネット at 16:32 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域から学ぶ研修事業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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