2010年09月04日

西バリ出張(2)



それでは、今回の西バリ出張についてお話しさせていただきます。
今回西バリへは9日間の出張となりましたが、その中で多くの発見がありました。

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彼らは、活動対象となる村の2つの集落に何度も通い、観察し、インタビューを行ってきました。そして、「増加する家畜見合った餌の確保が困難であり、多くの村人が国立公園へ入って伐採していること」「生産林の無秩序な監理が原因で、村の水源となる川が枯渇してきており、ここままだと飲料水の確保にも支障がでてくること」などの課題を絞ることができました。

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彼らチームメンバーたちは足繁く村に通っていく中で、「外からプロジェクトを持ち込むのではなく、村人だけでできることは何か」「国立公園が協力できることは何か」などについて具体的に考えるようになってきました。今後は、これらの課題を村人と共有するために、共に歩き、話し合いを行っていくことになります。そして、その後具体的な行動を村人と共に起こしていくことが目標とされます。

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また、別の村でも徐々に動きが出てきました。ある村では村人と国立公園の間で「村落観光」を振興する提案が出され、また別の村では「カンムリシロムクの人工繁殖」を村人が行う可能性を探る動きも出てきました。

現在チームメンバーはそれぞれ3名ずつに分かれて担当の村を決め、各村でファシリテーションを行っています。彼らは既に基本的な考え方や手法を身に付けたので、これからは現場での実践を通してそれを強固なものとなっていくでしょう。JICAの草の根技術協力プロジェクトとしては来年6月までの期間となりますが、村での動きはこれから本格的となっていくため、今後もフォローが必要となってくると考えられます。そして、このチームメンバーの能力向上が図られ、村でのファシリテーションが可能になるのであれば、彼らの経験を他の国立公園にも広げていく可能性が見えてくると思っています。


posted by あいあいネット at 18:13 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 西バリからの報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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