2005年11月22日

市民社会研修(大町2日目)

大町での研修2日目は、1日目とは一転して座学の1日となりました。

まず、郷土史家の伊東昇氏から大町の歴史について講義を受けました。100年前までは急流かつ水量の多い高瀬川は手がつけられる状態ではなかったこと、100年前に建設された発電所が今も稼動していること、第1次大戦時のドイツでの航空機生産を見ながら巨大なアルミ工場建設構想があったが終戦直前まで実現しなかったことなどを話していただいた後、戦後の大町は、アルミ精錬と電源開発で工業都市として発展し、アルミ大増産のための水利用と河川開発が進められたが、アルミ生産の衰退とともに大町も衰退し、原形を失った川や湖だけが残った、その自然の川や湖を取り戻そうという運動が現在のNPO地域づくり工房の活動につながっていること、などが話されました。

伊東氏の講義の後、寒さに耐えられない研修員を思って、NPO地域づくり工房の傘木さんがストーブのそばで、なぜ自分がNPOを大町で始めるにいたったかについて、話してくださいました。

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昨日に引き続き、500円払って700アルペン(地域通貨)をもらって、商店街で昼食となりました。中華料理店や昔からとんかつで有名な昭和軒などで楽しく食べました。

午後は、傘木さんによる「NPO地域づくり工房が目指すもの」と題した講演が行なわれ、昨日視察したくるくるプロジェクトや菜の花プロジェクトについての説明がありました。続いて、商店会長の吉沢さんから、地域通貨アルペンを導入するに至った経緯やアルペンに対する期待を語ってもらいました。地域通貨に関する講義の後、近くの塩の道博物館を見学、住民が集めて運営する博物館の展示物に研修員は興味深げでした。

(松井)

posted by あいあいネット at 07:27 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 地域づくりネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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